「アクチュアリー就活をしていて、予想以上に落ちてしまった」
「万が一の時のことを考えたい」
そういった方のための記事です。以下で、選択肢ごとのメリットとデメリットを列挙します。
総合職として入社
保険会社、または銀行、コンサルなど、アクチュアリーが働いている会社に内定している場合は、総合職としてまず入社してから、入社後にアクチュアリーになる方法がおすすめです。
実際この方法でアクチュアリーになれている人も多いです。
メリット
・一番現実的に早くアクチュアリーになることができる
・就活をやり直さなくて済む
デメリット
・配属リスク。例えば、営業系として地方に配属になると、新たに覚えることも多く、アクチュアリーの勉強と並行するのはきつい
・社会人になるので、アクチュアリーとしてのキャリアを積むのが遅くなる
・配属希望が叶わないこともある
総合的に見て、一番おすすめの選択肢です。ただ、現在の科目数や大学にもよります。アクチュアリーは学歴があるに越したことがないので、人によっては外部大学院を受験するのが最短距離です。次にその選択肢について説明します。
大学院進学
これもかなりおすすめです。院試を挟んで、2年越しに就活をして、アクチュアリーになる人も多いです。
メリット
・学歴を塗り替えられる。東大の院に行けば学歴フィルターでは落ちない
・勉強時間を取れる。学生のうちに科目数を確保するのは大事
・興味のある研究がある場合は、人生の中で研究ができる期間が伸びるので充実する
デメリット
・給与はもらえない
・院試に落ちるリスクもある
総合的に見て、これもおすすめの選択肢です。
就活留年
あまりおすすめはしませんが、就活留年を挟んでアクチュアリーになった人もいます。
メリット
・1年分のロスで済むので、大学院進学よりも早くアクになれる
・留年している間にアクの科目を取れる
・自由な時間が増える
デメリット
・普通の就活よりは不利
・同期よりも一年遅れる劣等感
人を選びますが、向いている人もいる選択肢です。自分を律することができて、明確に一年間でやることが描けている人は考えてみましょう。
全落ちしないために
以下の記事で就活のハウトゥを語っているので、読んでいただきたいです。
今回の記事と関連して補足すると、「全部落ちたら院試すればいい」と思った上で、本当に行きたい企業にだけ応募するのも良い戦略です。
アクチュアリー就活は滑り止め含めて受けると、結構大変です。そこで、院試を最悪の場合の選択肢として用意することで、メンタルの余裕を持って挑むことができます。