MAXITの説明(随時加筆)

この記事は約14分で読めます。

ここではMAXITがどういう塾なのかを説明します。長い文章なので、目次を見て気になったところを読んでください。

MAXITの基本情報

まずは基本的な情報を端的にお伝えします。

・事業内容

アクチュアリー就活専門の塾をやっています。

・ビジョン

本当にアクチュアリーになりたい人がアクチュアリーになれる世界にします。そのために適切な就活情報を与えることで就活2週目とも言える状態を作ります。

・大事にしている価値観

MAXITは、生徒の人生をより良いものにする塾です。就活を終えた生徒が「ありがとうございます」と言ってくれる塾で居続けます。一時的な関係性でなく、長期的な繋がりと信頼を大事にします。

・塾長自己紹介

東大の数学系の学部卒です。学生時代にアクチュアリーの勉強をするサークルを立ち上げました。今は学習塾を複数経営してます。年齢は2024年時点でアラサーです。

塾長の原体験

MAXITを立ち上げたのには塾長自身の体験が深く絡んでいます。ここを掘り下げることで、MAXITがどんな思いで運営されているのかわかるはずです。塾長の大学生時代の経験と、そこからMAXITを立ち上げた理由を説明します。

就活生時代:サークル立ち上げ

大学生の時に日本初となるアクチュアリー勉強サークルを立ち上げました。オンラインとオフライン両方で活動してみんなでアクチュアリーの勉強会をしていました。立ち上げたのは以下のような理由からです。

・勉強仲間がいた方が情報とモチベの両面でプラスになる

個人で勉強をしているとやっぱりモチベが続かないことがあったり長期間勉強を続けるのが辛くなることもあります。そこで勉強仲間を作るために勇気を出してサークルを立ち上げたのです。

アクチュアリーの試験勉強は情報戦の側面も大きいです。使える参考書はどれなのか、合格者はどのような試験対策をしているのかなど。インターネットには出回っていない情報をリアルの繋がりからならたくさん得ることができます。この点でもサークルの立ち上げはプラスに働きました。

・就活対策において横のつながりがあると有利

就活も試験勉強以上に情報戦の側面は強いです。ここを乗り切るために横のつながりは強力なプラスです。当時のアクチュアリー試験は学部3年生以上からしか受けることができませんでした。なので必然的に集まるメンバーも就活生は多くなりました。

・同年代の仲間が欲しかった

アクチュアリー業界にいる多くの人は社会人です。自分よりも10歳以上年上の人と話すのは学べることも多いですがやはり緊張します。普段気楽に一緒に勉強したいと思った時に同年代の仲間が欲しいと思いました。そこで同年代をたくさん集める方法としてサークルが思い浮かんだのです。このサークルはありがたいことにたくさんの人に加入していただきLINEのグループの人数で100名以上の方に参加していただきました。

サークルを作る前は、アクチュアリーの勉強をしている人は世の中にたくさんいて、就活をしている人もたくさんいるのに、みんながバラバラに努力している状態でした。みんなが別々に、同じ問いを抱えて困っていたのです。しかしサークルを作ることで、就活生同士が相互作用を生んで、お互いの人生をより良いものにすることができました。この取り組みは学生時代にかなり大きなやりがいを得られるものでした。人を繋げることで、価値を生んだのです。

しかしここで感じたことがあります。同年代での情報交換は就活においてプラスに働きますがそれだけでは限界があるということ。そして上の世代と繋がるのは難しいということです。

就活:アクチュアリー内定

就活においてはありがたいことに複数の企業からアクチュアリー内定をいただくことができました。もちろん苦戦する部分もありましたがサークルの仲間やインターンシップで会った仲間と共に乗り切ることができました。

ここでアクチュアリーとしてのキャリアを歩むこともできましたが実は私は就職時にアクチュアリーを選んでいません。IT系の企業でデータサイエンスの仕事を選びました。以下がその理由です。

・自由で生意気な性格のため金融業界の年功序列でルールの多い環境は合わない

・起業に興味があったため副業可能な企業を選んだ(当時ほとんどの保険会社は副業不可能)

・大学の研究をしているうちに機械学習への興味が湧いた

適性にもよりますが、アクチュアリーを今目指している人はデータサイエンス系の仕事も数学を活かせておすすめです。

内定者時代:就活生向けイベント運営

自分自身がアクチュアリー内定を獲得してからは後輩の就活生に向けて就活の方法論を教えていました。今までは横のつながりによって価値を生んでいましたがこれからは学年の異なる縦のつながりも作ろうとしたのです。具体的には、就活の時の一年間のスケジュールや役立った対策方法を教えていました。

よく考えてみれば、就活って1学年異なるだけで、「内定者と就活生」という関係性になるので莫大な価値を生めます。しかしそのつながりがないために、就活生がみんな困ってます。縦のつながりを作ることで、大きな価値を生むことができる分野なのです。先輩の体験を追体験することで、効率よく就活が進みます。これがMAXITの目指す、「就活二周目状態を作る」の原点です。

アクチュアリー就活は特殊な点も多いためこれも好評でした。多くの人のサポートを得ながら下の世代にも価値を生むことができました。

ただここでも以下のような課題はありました。

・自分が卒業したら誰もこの役割を果たす人がいない

・オフライン開催していたので地方の人にアクセスできないが地方の人の方が情報不足に悩んでいる

・所詮は自分とその知り合いだけの情報なので限りがある

卒業後は自分は別の業界に進んでしまいますがアクチュアリー就活の界隈で多くの人から感謝されていたのも事実。この仕組みを何とかして残せないかと思いました。

社会人時代:MAXIT立ち上げ

社会人になると自分自身の時間が取りにくくなってしまいます。そんな中で就活生に価値を提供し続けるためには人を雇う必要があると思いました。そこで立ち上げたのがMAXITなのです。今まで自分がやっていたことを他の内定者ができるようにするための仕組みです。自身が蓄積した情報を教材にして、後輩内定者に就活指導の役割を託します。

この構想をアクチュアリーサークルのメンバーに打ち明けたところ「やります」と声をかけてくれたのが初代講師です。彼のおかげでMAXITが立ち上がりました。ありがたいことに2年目以降も元生徒の中から講師希望の人が出てきてくれていて、この就活生支援の仕組みが今も脈々と受け継がれています。

当時インターネット上にアクチュアリーに関する情報は今以上に乏しかったので、塾自体の運営と並行してyoutubeやWEBサイトで情報発信をすることで、世の中にアクチュアリー就活の情報を広げていました。生の情報をベースにしているので、こちらも貴重な情報源として今もアクチュアリー就活生たちに活用していただいてます。もちろん一方向の発信では伝えきれないことも多いので、こちらはほんの一部の情報発信をしているのみです。しかし、就活や勉強の指針としては価値の高い情報となっていると自負しています。

社会人時代:MAXIT運営

MAXITを運営している中で、気づいたことがあります。それは、毎年聞かれる質問はある程度固まっているということ。例えば、「文系でもアクチュアリーになれるか」「数理試験の出題傾向と対策方法」は毎年必ず聞かれます。こうしたQ&Aに対する回答をしっかり用意し、カリキュラムに落とし込むことで、より精度高く就活生からの質問に答えられる体制を整えました。

つまり、就活生と内定者を繋げることで価値を生むにとどまらず、知識をどんどんストックすることで安定的な価値の提供を可能にしてきました。例えば「文系からでもアクチュアリーになれるか」という問いに関しては、具体的にどこの大学の文系なのか、数学の力はどれだけあるのかなどの変数によって場合分けが生じます。また、就活への残り期間や面接の完成度など、考えるべき事項は山積みです。これに対して画一的な回答を用意することは難しいですが、過去の類似就活生のデータに基づく指導によって、上手く行く確率を高めることは可能なのです。

MAXITは、毎年成長し続けています。そして、アクチュアリー就活におけるナンバーワンの塾であり続けます。

アクチュアリー就活界隈の課題と解決策

さて、以上がこれまでの創業ストーリーですが、これ以下ではアクチュアリー就活の課題とそれをMAXITが解決する手法という観点で語ります。

課題

アクチュアリー就活界隈には課題がいくつかあります。

・情報交換の相手を見つけにくい

・選考フローが特殊

・地方在住者は情報収集や企業のイベント参加がやりにくく、不利

これらの課題は本当に、人生を左右するくらいの重要なものです。知っているか知らないかで人生が変わります。以下でもう少し詳しく語ります。

情報交換の相手を見つけにくい

アクチュアリー志望の学生は数学科や工学部に属している人が多いです。あくまで私の経験上ですが、数学科は他の学部に比べて人間関係が薄いところも多く、共通の目的に向けてみんなで頑張るみたいな空気は薄いです。また、工学部は、授業がたくさん入っていて忙しいので学部の中にコミュニティが閉じてしまいがちです。

そんな中で運良くアクチュアリー志望の仲間が見つかればいいのですが、大体そううまくはいきません。

選考フローが特殊

これが諸悪の根源です。優秀な学生であれば、大抵の学問は独学でなんとかなると思います。しかし就活においては、知っているか知らないかが明暗を分けます。そして、アクチュアリー就活はその傾向が顕著です。例えば、インターン経由でしか受からない企業を志望している学生がインターン開始時期までに就活を開始できなかったら、それで詰みです。

これはおかしなことですが、事実なのでしょうがないです。そして、選考フローの情報は世の中には出回っていません。

地方在住者は情報収集や企業のイベント参加がやりにくく、不利

アクチュアリーの就活は主に都内で行われています。インターンもそうです。すると、地方の学生は往復のお金や時間を支払う必要があります。また、インターンの前後には他の予定も入れることが難しいです。すると、都会の学生の方がインターンにたくさん参加できて有利という状態が生まれます。

本来は平等に全ての人に就活の権利があるのですが、地理的な要因で不利になっている人がたくさんいます。

解決策

以下のようにMAXITはそれぞれの課題を解決します。

「情報交換の相手を見つけにくい」の解決策

MAXITのOBといつでも連絡が取れます。また、それ以外にもアクチュアリーの知り合いづてで、志望企業の先輩にコンタクトを取ることができます。企業の座談会に比べて、カジュアルに話を聞くことができます。例えば年収や残業時間も聞いてくれてOKです。こういった質問ができるのは、個人的なつながり経由での紹介ならではです。

就活生同士の繋がり作りもサポートします。MAXITの生徒同士で模擬インターンを行ったりするため、就活生仲間ができます。また、生徒と講師のLINEグループも作成されるので、わからないことはそこで聞けます。サイレントお祈りの情報を共有したり、先に内定した人が就活アドバイスをするなど、みんなで受かっていく姿勢があります。

「選考フローが特殊」の解決策

過去データに基づいて正確な情報を提供します。信頼できるのは一次情報だけです。しかしアクチュアリーは母数が少なく発信者も少ないので一次情報が出回りません。他に類を見ない豊富な一次情報を持っているMAXITは選考フローから逆算した就活対策が可能です。

例えば、インターンと本選考で課される数理試験の対策であったり、人事とアクチュアリーそれぞれの面接官への対応など、アクチュアリー就活ならではのノウハウがあります。また、インターンに関しては模擬インターンを行うことで、「初見殺し」の内容をあらかじめ対策できます。

「地方在住者は情報収集や企業のイベント参加がやりにくく、不利」の解決策

完全オンラインで講義やアクチュアリーとの座談会を開催します。都内の生徒と地方の生徒で、MAXITにおける提供価値は変わりません。この平等な環境を用意することで地理的格差を解消します。

この他にもアクチュアリー就活ならではの様々な課題解決を仕組みとして提供しています。

なぜ自分は解決できるのか

アクチュアリー就活の塾長がアクチュアリーでないことにはよくびっくりされます。「大丈夫なのかな」と思った人のために、それでもMAXITが上手くいってる理由を説明します。簡単にいうと以下の理由です。

豊富な人の繋がり

これが一番の資産です。学生時代のサークルの知り合いや過去の卒塾生など、100名以上のアクチュアリーが協力してくれています。就活情報やアクチュアリーのキャリアなど、インターネットでは得られない情報が入ってきます。また、実際に働いている人からはリアルな残業や年収の情報も入ってきます。企業の公式イベントではここまで生々しい情報は得られません。塾長が学生時代からアクチュアリー界隈にいたからこそできることです。

内定者と1対1の講義

実際に就活を乗り越えた内定者が講義を担当するので、細かい質問も実体験をもとにして答えてくれます。これだけ密度濃く内定者がコミュニケーションを取ってくれるのはMAXITだけです。そしてそれが可能なのは、サークルでも企業説明会でもなく塾という形態だからです。受講者から月謝をいただき、それを講師に給与として支払うからこそ、長期的に内定者が就活生にコミットしてくれます。この仕組みはMAXITだからこそ可能です。

多くの内定者との繋がりがMAXITの強みです。一次情報をたくさん得られる仕組みが構築されています。

講師の採用について

MAXITでは講師を毎年採用しています。生徒にとっても、どんな講師が担当するのかは気になるポイントだと思うので、このオープンな場で講師採用についても解説を加えます。

MAXITが求める講師像

講師は生徒の人生全体を考えた上で、本当にその人のためになるアドバイスをします。そのために、本来のカリキュラムから外れることになっても生徒の志望企業への内定確率を最大化させるアプローチをします。生徒から、「こんな人になりたい」と思われるような存在であり続けます。

講師採用において気をつけているポイント

講師には以下を求めます。

実績・能力

・アクチュアリーとして内定している実績

まずこれがないと教える資格がないと思っているので、必須です。物事の上達において大事なのは、すでに目標達成している人の真似をすることです。なので、まず内定実績があることは必須としています。その中でも、複数の内定を得ていたり選考通過率が高いなど、内定者の中でもハイレベルな層を優先的に採用しています。

・生徒のために柔軟に課題解決できるコンサルティング能力

内定実績だけでは生徒への価値提供はできません。生徒の抱えている課題を理解し、適切な解決策をアクションプランとして提示する必要があります。さらにその上で、定期的に生徒の進捗を管理して成果を出させる必要があります。これはもはや就活だけの能力ではありません。コミュニケーションやマネジメントの能力も講師採用においては重視しています。

マインド

・主体的に自分で動けること

講師は生徒をリードする立場であり、受け身では務まりません。ガチガチにカリキュラムを固めているというよりは、ある程度講師の裁量で講義の進め方を決める部分を多くしています。これは、生徒に通っての最適な進め方は人によって異なるためです。「この通りのカリキュラムを教えていれば絶対に大丈夫」といった種類の仕事ではありません。なので、講師は主体的に動ける人に限って採用をしています。

・生徒に寄り添って常にプラスアルファの価値提供をすること

講師採用の際に必ず伝えているのは、「生徒のためになることをするなら手段は自由」ということです。カリキュラムやMAXITの豊富な情報は、手段にすぎません。いかにして相手の役に立つかというマインドがあって初めて、そういった情報は価値を持ちます。

MAXITが講師に提供するもの

バイト先を選ぶときには、「そこで働いたら何が得られるのか」が気になると思うのでご説明します。

MAXITは講師に以下を提供します。

待遇

・給与

詳細は伏せますが、一般的なバイトよりも時給は高いです。アクチュアリー内定者は能力が高いにも関わらず社会に出ないとそれに見合った待遇を受けられず、内定者という時期には一般的なバイトの給与しかもらえないことが多いです。しかしMAXITは、能力を正当に評価します。

・勤務地

フルリモート勤務です。

・時間

講義の時間は講師と生徒の間で自由に決められます。また、生徒を新たに持つかどうかは講師のスケジュールに合わせて決められます。

能力

・ITスキル

Notionや GoogleDrive、Ankiなどのアプリを使いながら指導を行うことで自然とITを使った効率化能力が身につきます。

・コンサルティングスキル

生徒の悩みを聞いて就活の戦略を立てる過程は社会に出てからも大いに役立ちます。一般的な塾講師よりも変数の多いゲームである就活を人に教えるためには、適切なヒアリングやスケジューリング、モチベーションの管理などが求められます。

人脈

・OBとのつながり

MAXITのOBのアクチュアリーとのつながりができます。数年先を行く彼らのキャリアを見ることで、自分のなりたい将来像を固めることができます。また必要に応じて、転職のサポートもしてくれるはずです。

・同年代とのつながり

1学年下の生徒と密度濃く繋がれるので、同年代の知り合いも増えます。アクチュアリーとして良いキャリアを歩むためには他社のアクチュアリーとのつながりも意外と大事になってくるので、あなたにとっての資産となります。

最後に

MAXITはアクチュアリー就活の課題を解決し、本当にアクチュアリーになりたい人がアクチュアリーになれる世界を作ります。入塾や講師業務に興味のある人はいつでも連絡ください!

なお講師業務は基本紹介制のため、専用ページを作っていません。講師希望の方も、就活生用の申込フォームからご連絡ください!